イベント
開催期間2022年9月29日 ~ 2022年10月1日
申込受付終了
目的・概要
地下施設での調査研究の一端に触れることにより、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発への理解を深めることを目的とします。
北海道幌延町にある、日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターにおいては、地下調査坑道などの施設を見学します。また、同研究センター深地層において地下水・岩石を採取し、化学的分析を行います。さらに、同センター職員との意見交換を行います。
同じく幌延町にある、幌延地圏環境研究所においては、同研究所で行われている微生物、地下水、堆積岩など研究の現状について学びます。
最後に、北海道大学において、これらの結果を踏まえて小グループに分かれての学生同士のディスカッションを行います。
なお、幌延深地層研究センター「深度350m調査坑道」360°VR教材は、下記リンクから視聴することができます。
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/horonobe360vr
日時
2022年9月29日(木)~10月1日(土)
場所
- 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター
〒098-3224 北海道天塩郡幌延町字北進432番地2
https://www.jaea.go.jp/04/horonobe/ - 公益財団法人北海道科学技術総合振興センター 幌延地圏環境研究所
〒098-3221 北海道天塩郡幌延町栄町5番地3
http://www.h-rise.jp/ - 北海道大学 大学院工学研究院
〒060-8628 北海道札幌市北区北13条西8丁目
https://www.eng.hokudai.ac.jp/
募集定員
12名程度
※高専生、大学生、大学院生には、旅費を支給します。
※社会人の方も応募できますが、その場合、旅費は支給できません。
実習計画
- 幌延深地層研究計画の概況説明
- 地下施設見学:350 m調査坑道を見学。地下水の地下での測定及び採水も行う。
- 地上施設見学:ゆめ地創館,地層処分実規模試験施設
- 地下水の物理化学パラメータの測定と溶存Fe2+,Fe3+濃度の分析
- コア観察を通した掘削損傷領域の理解
- 最終日、北海道大学において、実験結果も踏まえて本見学・実験に関して、小グループに分かれて学生同士のディスカッションを行う。
事前学習
実習に参加する前に、下記の学習資料により事前学習をしてください。その際、興味のある点、質問事項を2~3点あげて、ANEC事務局に送付してください。
- 原子力人材育成事業(*) #03「放射性廃棄物処分工学」
講義7:深地層研究施設での研究開発
(藤田 朝雄先生・経済産業省 資源エネルギー庁 ※旧所属 日本原子力研究開発機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
<その他、参考となる教材>
- 原子力人材育成事業(*) #03「放射性廃棄物処分工学」
講義1、2:(大江 俊昭先生 ※旧所属 東海大学工学部原子力工学科)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
- 原子力人材育成事業(*) #03「放射性廃棄物処分工学」
講義4:放射性廃棄物処分工学3(鈴木 覚先生・原子力発電環境整備機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
- 原子力人材育成事業(*) オープン教材の活用による原子力教育の受講機会拡大と質的向上
講義1:高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する科学的特性マップについて
(兵藤 英明先生・原子力発電環境整備機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/nucl-eng-open-ed
募集期間
8月29日(月)〆切: 定員になり次第、締め切ります。
締め切りました。
注意事項
- 実習前2週間に発熱等があった場合には実習参加を自粛してください。
- 緊急事態宣言が発令され、北海道以外からの移動自粛の指示が出た時点で、中止します。直ちに交通機関、宿など予約をしている場合は、キャンセルしてください。キャンセル料が発生する場合は、後日、領収書および明細書とともに、事務局に請求してください。
何かご不明点がございましたら、
問合せ先:北大・ANEC事務局(北海道大学大学院工学研究院内)
メール:anecoffice@eng.hokudai.ac.jp
までお願い致します。