イベント
目的・概要
地下施設での調査研究の一端に触れることにより、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究開発への理解を深めることを目的とします。
北海道幌延町にある、日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターにおいては、地層処分に関する施設を見学します。また、地下水の物理化学パラメータの測定と簡易分析などの実習を行います。さらに、同センター職員との意見交換を行います。
同じく幌延町にある、幌延地圏環境研究所においては、同研究所で行われている微生物、地下水、堆積岩など研究の現状について学びます。
また、これらの結果を踏まえて小グループに分かれての学生同士のディスカッションを行います。
日時
2024年8月4日(日)12時50分~8月6日(火)19時30分
場所
・8月5日(月)、6日(火)
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
〒098-3224 北海道天塩郡幌延町字北進432番地2
https://www.jaea.go.jp/04/horonobe/
・8月6日(火)
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
幌延地圏環境研究所
〒098-3221 北海道天塩郡幌延町栄町5番地3
http://www.h-rise.jp/
募集定員
12名程度
※高専生、大学生、大学院生には、旅費を支給します。
※社会人の方も応募できますが、その場合、旅費は支給できません。
実習計画
- 幌延深地層研究計画の概況説明
- 地上施設見学:ゆめ地創館,地層処分実規模試験施設
- 地下水の物理化学パラメータの測定
- 本見学・実験に関して、小グループに分かれて学生同士のディスカッションを行う。
事前学習
実習に参加する前に、下記の学習資料により事前学習をしてください。その際、興味のある点、質問事項を2~3点あげて、ANEC事務局に送付してください。
・原子力人材育成事業(*) #03「放射性廃棄物処分工学」
講義7:深地層研究施設での研究開発
(藤田 朝雄先生・経済産業省 資源エネルギー庁 ※旧所属 日本原子力研究開発機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
<その他、参考となる教材>
・原子力人材育成事業(*) #03「放射性廃棄物処分工学」
講義1、2:(大江 俊昭先生 ※旧所属 東海大学工学部原子力工学科) https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
・原子力人材育成事業() #03「放射性廃棄物処分工学」
講義4:放射性廃棄物処分工学3(鈴木 覚先生・原子力発電環境整備機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/backend-radioactive-waste-disposal-engineering
・原子力人材育成事業(*) オープン教材の活用による原子力教育の受講機会拡大と質的向上
講義1:高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する科学的特性マップについて
(兵藤 英明先生・原子力発電環境整備機構)
https://ocw.hokudai.ac.jp/lecture/nucl-eng-open-ed
募集期間
2024年7月4日(木)〆切: 定員になり次第、締め切ります。
申込フォーム
※定員に達しているため、キャンセル待ちとして登録されます。
注意事項
・旅費はイベント終了後1~2か月後を目安に振り込まれます。ご了承いただけた方のみお申し込みください。
・実習2週間前までに債主登録がされない場合は、キャンセルと見なします。債主登録は参加確定後に事務局より案内します。
・実習前2週間に発熱等があった場合には実習参加を自粛してください。
何かご不明点がございましたら、
問合せ先:北大・ANEC事務局(北海道大学大学院工学研究院内)
メール:anecoffice@eng.hokudai.ac.jp
までお願い致します。