イベント

日本原子力研究開発機構(JAEA)核燃料サイクル工学研究所 「核燃料サイクル実験実習講座」

開催期間2026年10192026年1023

目的・概要

座学中心の教育では体験のできない実際の核物質を使用した測定試験やそのデータの解析に関する実践的で体験型の教育を経験することで、核燃料取扱施設やそこで実施している研究開発及び運転業務について理解を深めることを目的とします。

本講座は、大学で主に核燃料サイクルに係る研究開発を実施している研究室に所属している学生(大学4年生及び大学院生)を対象としています。

日程

令和8年10月19日(月)~10月23日(金)

上記以外に、事前教育として核燃料サイクルの基礎に関するオンライン講座(約0.5日)を受講することも可能です。(日程は別途調整)

また、ウランを取り扱う講座を選択した場合、上記の事前教育とは別に、約2日間の事前教育と諸手続きが必要となります。(日程は別途調整)

場所

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核燃料サイクル工学研究所
〒319-1194 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33

核燃料サイクル工学研究所へのアクセスは、下記ホームページを参考にしてください。

https://www.jaea.go.jp/04/ztokai/summary/access.html

募集定員

10名

講座内容

・本講座は、基礎教育プログラムと専門教育プログラムから構成されます。

・基礎教育プログラムは「ウラン取扱の基礎(実習)」と「グローブボックスによる核物質の取扱の基礎実習(模擬)」のどちらかを選択してください。また、専門教育プログラムは「再処理技術」、「燃料特性評価技術」、「燃料設計技術」、「保障措置、非破壊測定技術」、「地層処分技術」の中からひとつを選択してください。

・専門教育プログラムの「再処理技術」を選択する場合、基礎教育プログラムの「ウラン取扱の基礎(実習)」の受講が必須となります。

講座スケジュール

1)基礎教育プログラム

①ウラン取扱の基礎(実習)

燃料再処理に関連する化学物質の取扱、必要な分析手法に係る実習を行います。また管理区域内における基本動作やウランの取扱方法、作業の注意点、ウランの分析手法等について学びます。

キッチンで帽子をかぶっている男

AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。
分析技術の実習風景

②グローブボックスによる核物質の取扱の基礎実習

核物質はグローブボックス(GB)やセルなどの気密性を有した設備内で取り扱います。ここでは、模擬GBを用いた核物質の取扱いについて学びます。

人, 屋内, 食品, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明
模擬GBを用いた核物質の取扱いの実習風景

2)専門教育プログラム

①再処理技術

燃料再処理に関連する溶媒抽出法の基礎化学試験に係る実習を行います。また管理区域内におけるウランを用いた溶媒抽出試験の実施方法、溶媒抽出法に係る解析方法等について学びます。

溶媒抽出実習風景

②燃料特性評価技術

MOX燃料の物性を全般的に講義します。その後、物性の中でも特に熱伝導率に焦点をあて、実験による熱伝導率のデータ取得方法と解析方法を学びます。また、熱伝導率を用いて、原子炉で使用しているときのMOX燃料ペレット内部の温度計算を行います。

物性測定風景

③燃料設計技術

高速炉MOX燃料について、実際に高速炉燃料設計コードを流し許容線出力、被覆管クリープ損傷・外径変化など重要な項目に関する評価を体験して頂きます。これら燃料仕様・条件に関する検討の体験を通じて、燃料設計技術の基礎を学びます。

燃料設計演習風景

④保障措置、非破壊測定技術

再処理施設及びMOX燃料製造施設に適用されている保障措置の概要、中性子検出器を用いた非破壊測定の概要について学ぶとともに、中性子線源と中性子検出器を用い実習することにより、検出原理や核物質量を評価するプロセスに関する知識を深めます。

非破壊測定実習風景

⑤地層処分技術

核燃料サイクルから発生する高レベル放射性廃棄物の地層処分の概要を学ぶとともに、地層処分の安全評価における核種移行解析の演習を実施することにより、地層処分システムの核種の閉じ込め性能に関する知識を深めます。

ノートパソコンで作業をしている人たち

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核種移行解析の演習風景

旅費・宿泊費

講座受講者には、旅費・宿泊費を支給します。
ただし、交通費等は原子力機構の旅費規程に則って算出した額とします。
なお、食費は自費となります。

参加資格

研究室に所属している学生(大学4年生及び大学院生)
本講座に申し込まれる方は、研究室の担当教官の許可を得てから申し込んでください。

必要書類

・「学生教育研究災害損害保険」又はこれと同等の補償内容の保険

・「学研災付帯賠償責任保険」又はこれと同等の補償内容の保険

・特殊健康診断記録(ウランを取り扱う講座を選択した場合)

・被ばく前歴記録(ウランを取り扱う講座を選択した場合で該当者のみ)

募集期間

2026年7月17日(金)締切

申込方法

参加申込フォーム

※個人情報の取り扱いについて
フォームにご入力いただいた個人情報は、事業の集計目的で利用します。
取得した情報は個人情報保護方針に基づき適切に管理します。

何か不明な点ございましたら、原子力機構担当者へ連絡してください。 原子力機構担当者連絡先:NFC-jissyu@jaea.go.jp

注意事項

・旅費はイベント終了後1~2か月後を目安に振り込まれます。ご了承いただけた方のみお申し込みください。

・身分証明書コピーの提出が必要な場合があります。個人情報は、この実習に関係する施設に提出する以外は使用しません。

・外国籍の方は、外為法により特定の国籍の方は原子力機構内施設の入域ができない場合がありますので、事前にお問い合わせください。

2026年6月4日