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このたび「国際原子力人材育成イニシアティブ事業」の一環として、表記講座を開講いたしますので、ご案内いたします。
本講座では、高レベル放射性廃棄物の地層処分を題材として、その科学的な研究アプローチがどのようなものか学習することを目的としています。
学生、社会人の方々が学べる内容となっていますので、関係される方々に広くご案内いただき、受講いただけますよう、よろしくお願いいたします。
記
1. 開講期間:令和6年3月28日~8月29日
2. 受講申込先:gacco
https://gacco.org/
講座番号:ga189
3. 参加費:無料
4.内容:
<第1週>
イントロ:地層処分の科学 地下水シナリオとは何か?
担当:北海道大学大学院工学研究院教授 渡邊直子
1.ホウケイ酸ガラスによる放射性廃棄物の固定化
担当:IMT Atlantique 教授(フランス、ナント)Bernd GRAMBOW ※英語、和訳字幕
<第2週>
2. 金属容器は何年もつのか? ガラス固化体を1,000年間以上閉じ込める金属容器
担当:日本原子力研究開発機構 基盤技術研究開発部 谷口直樹
<第3週>
3. なぜ粘土で覆うのか? 粘土緩衝材の役割とその研究
担当:北海道大学大学院工学研究院教授 小崎完
<第4週>
4. 地層と地表はどのようにつながっているのか? 地層処分に関わる深部地下環境の科学
担当:日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター 岩月輝希
<第5週>
5. どうやって将来の地層処分の安全性を評価するのか? 地層処分の安全評価
担当:東海大学工学部教授 若杉圭一郎
詳細につきましては、下記ホームページをご参照ください。
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga189+2024_03/about
【本件お問合せ先】
国立大学法人 北海道大学大学院工学研究院 原子力安全先端研究・教育センター ANEC事務局
e-mail: anecoffice@eng.hokudai.ac.jp