イベント
目的・概要
日本原子力研究開発機構原子力科学研究所の原子炉安全性研究炉(NSRR)は原子力発電所などで使用される燃料の安全性を研究するための専用炉として建設された、米国GA社製の通称TRIGA炉と呼ばれる研究用原子炉の一つです。
本実習は、NSRRを用いて臨界近接実験、正ペリオド法及び落下法による制御棒校正の方法を学ぶとともに、実際に制御棒などを操作して原子炉の運転を体験します。
実習を通じて、原子炉物理理論を理解することを目的としています。
日程
2024年10月17日(木)9時~18日(金)17時
場所
JAEA・原子力科学研究所・NSRR原子炉施設
〒319-1195 茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4
https://drrta.jaea.go.jp/2/23.htm
JAEA・原子力科学研究所へのアクセスは、下記ホームページを参考にしてください。
https://www.jaea.go.jp/04/ntokai/access.htm
実習計画
実習は座学と実験実習からなり、2日間をかけて以下の4項目を学びます。
(1) NSRRについて(座学と見学)
(2) 臨界近接(座学と実習)
(3) 制御棒校正(座学と実習)
(4) 原子炉の運転(座学と実習)
実習で使用する以下のものを持参してください。
- PC、スマホなど表計算ができるもの
- 関数電卓
- 定規
募集定員
8名程度
参加資格
全国の高専生、大学生、大学院生、社会人。
旅費が支給されます。自費で参加できる場合は、その旨、ご連絡ください。
※JAEAの宿泊施設を利用可
但し、学生以外には、旅費は支給できません。
募集期間
定員となりましたので、キャンセル待ち受付中です。
事前学習
下記の学習資料により、事前に学習し、質問事項、興味のある点などを纏めてください。10月10日(木)までに、ANEC事務局(aneoffice@hokudai.eng.ac.jp)に提出してください。形式は問いません。
#01「原子炉工学」
▶︎ 原子炉の動特性(千葉豪)
▶︎ 研究炉物理実習(求惟子)
注意事項
・旅費はイベント終了後1~2か月後を目安に振り込まれます。ご了承いただけた方のみお申し込みください。
・実習2週間前までに債主登録がされない場合は、キャンセルと見なします。債主登録は参加確定後に事務局より案内します。
・実習前2週間に発熱等があった場合には実習参加を自粛してください。
・身分証明書コピーの提出が必要です。個人情報は、この実習に関係する施設に提出する以外は使用しません。
何かご不明点がございましたら、
問合せ先:北大・ANEC事務局
(北海道大学工学研究院原子力安全先端研究・教育センター内)
メール:anecoffice@eng.hokudai.ac.jp
までお願い致します。