イベント

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所「放射線・原子力に関する基礎的な実験・実習プログラム」

開催期間2025年1282025年1212

目的・概要

放射線・原子力に関して、座学だけでは体験のできないα、β、γ線の遮蔽実験、中性子実験、放射線防護具の取扱い、線量及び表面密度の測定、非密封放射性元素の安全な取扱い、研究炉(NSRR)での運転実習等を実施することにより、放射線と原子力への理解を深めることを目的として実施します。

本実習は、大学で原子力分野を学んでいる学生(大学生、大学院生)のみならず、放射線利用分野や他学部・他学科で学んでいる学生も対象とします。  

日程

2025年12月8日(月)10:00~12日(金)15:00

場所

JAEA原子力科学研究所 原子炉特別研究棟・NSRR原子炉施設

〒319-1195 茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4

JAEA・原子力科学研究所へのアクセスは、下記ホームページを参考にしてください。

実習計画

本プログラムは座学と実験実習からなり、5日間をかけて以下の3項目を学びます。  

(1)「放射線基礎」:

α、β、γ線の遮蔽、中性子実験、γ線スペクトル測定 γ線スペクトル測定  

(2)「放射線防護」:

放射線防護具の取扱い、線量及び表面密度の測定、非密封放射性元素の安全な取扱い 非密封放射性元素の安全な取扱い  

(3)「原子炉工学」:

研究炉(NSRR)運転実習  

実習で使用する以下のものを持参してください。

筆記用具
PC、スマホなど表計算ができるもの
関数電卓  

募集定員

20名

参加資格

全国の高専生(本科4年生以上)、大学生、大学院生。  

旅費及び宿泊費が支給されます。自費で参加できる場合は、その旨、ご連絡ください。

※JAEAの宿泊施設を利用可

募集期間

2025年10月31日(金)締切

申込みフォーム
https://forms.cloud.microsoft/r/sWmk4n6fdF

事前学習

下記の資料により、事前に学習をすると実習効果が上がります。  

STEAM教育手法を活用した原子力人材育成

▶︎放射線の基礎(大矢恭久)

放射線防護学

▶︎放射線の物理(三輪一爾)

▶︎放射線の測定(山西弘城)

▶︎放射線防護体系(飯本武志)

#01「原子炉工学」

▶︎ 原子炉工学概論Ⅰ(千葉豪)

▶︎ 原子炉工学概論Ⅱ(千葉豪)

研究炉炉物理実習

▶︎ 研究炉炉物理実習(運転実習)(求惟子)

 

注意事項

注意事項 ・旅費はイベント終了後1~2か月後を目安に振り込まれます。ご了承いただけた方のみお申し込みください。

・旅費はイベント終了後1~2か月後を目安に振り込まれます。あらかじめご了承のうえ、お申し込みください。

・身分証明書コピーの提出が必要です。個人情報は、この実習に関係する施設に提出する以外は使用しません。

・何かご不明点がございましたら、以下の問合せ先までご連絡をお願いいたします。

  原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
人材育成推進室(担当:照沼朋広)
メール:nuhrdec-daigaku@ml.jaea.go.jp

以上

 

2025年9月17日